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近都 真侑

最高経営責任者(CEO)

◾️  ケアリンクスは婦人科領域で事業を拡大しています。その理由を教えていただけますか?

私が婦人科の分野で患者さんに貢献したいと思ったきっかけは、個人的な経験でした。私は婦人科医でありながら、妻が子宮内膜症であることに気づいていませんでした。

妻は以前から生理の症状がひどかったのですが、我慢するのが普通だと思っていて婦人科を受診しませんでした。

私は会社員だったので毎年健康診断を受けていましたが、婦人科検診はありませんでした。


その時、妻の異変に気づかず何とかしなかった自分にも非があると気づきましたが、同時に社会の女性支援制度が完璧ではないことにも気づきました。女性特有の病気であり、婦人科項目は健康診断の対象外です。

また、婦人科を受診するだけで悩みが解決できることを多くの人が知らないことも知りました。

婦人科に行くのは最終手段ではなく、「大したことない」と思うちょっとした体の不調でも、安心して婦人科に行ってほしい、そんな思いを込めて作りたかったのです。どんな病気にも対処できる習慣を身につけ、それに貢献したいと思いました。そこで婦人科領域への進出を決意しました。
 

◾️婦人科分野における医療上の課題は何ですか、またその課題を解決するには何が必要だと思いますか?

女性の身体特有の症状に対する医療が注目され始めたのはつい最近のことです。

ひとくちに女性の体といっても、女性によって症状が異なるため、女性同士で相談しても、話しても病気が特定できず、リスクが高く危険です。

昔と違い、今は女性が社会の第一線で活躍する時代です。
その結果、現代女性はちょっとした体の不調を感じても病院に行くことが難しくなってきています。

女性が活躍する現代においては、社会的背景に加え、医療面での問題もあり、女性が気軽に病院にかかりにくい状況があります。

多くの医療機関では依然として旧式の予約システムが使用されており、その結果、診察に長蛇の列ができ、処方箋の受け取りや料金の支払いに並ぶ非効率な待ち時間が生じています。

こうしたさまざまな要因が重なり、女性が自分の体をケアする時間がなかなか取れない状況にあるため、私たちは産婦人科医として、女性の医療ケアの煩わしさを解消し、より便利にするためにオンラインとオフラインを組み合わせたサービスの企画・開発を行っています。そしてアクセス可能です。

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